2023年03月18日FXドル円相場取引解説~相場状況と来週の作戦について
こんにちは真開燦です!ドル円は前日、全ての時間において下落の流れとなりました。前々日に大きく上昇したドル円は、これで上昇の流れに乗るかと思いきや、拭えぬ銀行不安によって米国債利回り急低下。これにより、4時間足は全戻しとなり、再び底(131.6)を突く結果となりました。
前日の下落により、2回底を突きましたので、次上昇した後にもう一度底を突けば、さらに下落していく可能性が高まりました。つまり来週は、このことを意識しての取引となります。
上記は今週の収益です。前半は好調でしたが、後半は失態がありました。
今週の反省点
今週前半は調子よく売りで利益を得たものの、後半になると売り遅れから利益チャンスを失しました。また短期買いにシフトするのが早すぎたため、売り局面で買い、損切りを出してしまうという馬鹿馬鹿しい失態も。
このため来週は、短期足(1,4時間足)におけるトレンド転換の読みをしっかりと行い、短期売り・買いを仕掛けていきたいと思います。
来週の作戦
来週は23日にFOMC(米連邦公開市場委員会)があり、政策金利の発表があります。このため、相場が大きく動き可能性があり、これも意識する必要があります。現在は依然として銀行不安が拭えず、利上げを休止するのではないかという不安も広がっているため、FOMCまでは総じて上値の重い展開が続きそうです。
そして利上げ休止が本当になれば、さらなる下落は免れません。
また、従来の予想通り0.25BPであれば、おそらくは上昇の流れとなるでしょう。しかし、欧米においては銀行騒動がやみませんので、こちらが解決しなければ上値も限定的となりそうです。
そのため、来週の作戦はまた短期売りメインとなります。4時間足が2度全戻しをしているため、短期買いは一旦やめ(長期買いは継続)、売りに集中する形となります。
テクニカル判断
来週の相場状況はチャートでも判断していきます。
まずはダウ理論による下降トレンド・レンジ・上昇トレンドの判断。さらに、1時間足のトレンドラインがどの程度継続するのか、または破れるのかに注目したいと思います。
また日足の下落幅は、現在50%を超えています。この下落が、70%程度(130-131円程度)まで進むようであれば、トレンドが転換する予兆となりますので、こちらもチェックしていきます。もちろん、週足・月足などもそれぞれ判断していくことになります。