2023年02月25日FXドル円相場取引解説~来週の相場見通しと作戦について
こんにちは真開燦です!前日のドル円は植田さん所信聴取において緩和継続示唆、そして夜には米PCEの予想上回りでドル一気上昇(円下落)の流れとなり、一時136.5円を付けました。
これにより、長期買いの含み益は200万円程度となりました。
本日は来週の相場見通しと作戦について、以下にまとめておきたいと思います。
来週、ドル円はどこまで下落するか?
まず、前日の上昇幅に対し、来週のドル円はどこまで下落してくるのか?ということを考え、取引を進める必要があります。以下は1時間足の画像ですが、一旦の上限を高値(136.52)とし、安値からフィボナッチリトレースメントを引きました。
もちろん、1時間~4時間足においては、次の日本時間でさらに上昇してくる可能性はありますが、136.5円近辺で少し停滞しているため、おそらくはこれでプルバックに入るのではないかと読んでいます。
そうなると、プルバックの底は38.2~50%ラインが有力と言えますので、高値を136.52とする場合は、135.3-135.6円付近まではゆっくりと下落してくる可能性があるでしょう。
またもう一つのシナリオとしてよくあるのが、20%程度のバックから反発し、4時間足が上昇を続けるというものです。この場合は、一旦136円ジャスト付近まで下落後、再度急上昇し、137円程度まで伸びてから下落モードに入る、という可能性も充分にあると考えています。
なお来週の序盤においては大きな米経済指標の発表はありませんので、週初めは比較的上昇を続けやすいことを考えると、プルバックも浅くなる可能性は充分にあり、売りは難しいと考えています。一応、念のためと言いますか、以下のように高値で5万売りを入れたものの、こいつの決済方法は難しくなりそうです(スワップポイントがマイナスに付くため、あまり長く持ちたくない)。
そしてファンダメンタルズにおいては米経済指標が強くさらなる利上げ観測あり、また米国債利回りも高止まりのためドル強。対して日本のほうですが一旦は緩和継続が確認できましたので、こちらも円安の流れとなっており、現在はドル高円安が鮮明です。
来週の作戦
以上を踏まえると、ドルは上昇意欲が強いと判断できるため、来週もドル買い継続です。
先週入れた短期買い(5万)の決済ラインは1時間足とし、そのラインを割るところでまた短期買い(3-7万程度)を入れ、短期買いを絶やさずに継続していくという作戦を取ります。なぜもっと上で決済しないのか?という点については、上で決済してしまうと、利益は上がるものの次の買い場には適さない(まだ下がる余地が相当ある)ためです。
また長期買いについては、現在0.2円毎に1万程度ですが、下落したところでは多少増やし、数量を増していくつもりです。
売りについては簡単に吹き飛ばされる恐れがあるため、今回のように相当高い位置か、または高止まりした箇所でのみ5万程度を入れ、ヘッジとする予定です。