2023年02月18日FXドル円相場取引解説~来週の相場見通しとポジション取り解説
こんにちは真開燦です!前日はドル円高値(135.1)を更新するも米国債利回り低下につれて下落し、結局134円近辺まで低下しました。
さて来週の見通しについては、再度ドル円の上昇が予想されているものの、いつどのタイミングで上げてくるかを相場状況から読み、これに沿ってポジション取りをする必要があります。
ドル円はどこまで下げるか?
今週末の金曜日には、ドル円は高値135.11をマークしたものの、最終的には1円程度下げて134.1円付近で終値を迎えています。この下げは、金曜日の上昇幅に対し、61.8%ラインとなる134.23を割っていますので、週明けには再度135円を目指す可能性があります。
しかし4時間足を見ると、値はまだ移動平均(EMA20)にすら到達していません。
このため、まだまだ下げる余地があり、来週の前半は下げから始まる可能性も充分にあります。そしてドル円が下げ、4時間足安値である133.7を下に抜いた場合、これは4時間足のレンジ入りを意味しますので、そこからさらに0.5-1円ほど下落していく可能性もあるでしょう。
具体的には、2/10からの4時間足の上昇幅に対し、ちょうど133円近辺がフィボナッチの38.2%ラインとなりますので、この辺りまで下げてくる可能性は大いにあります。また下限としては、50%ラインにあたる132.4円付近になると見ています。
対して、もし来週明け再び上昇に転じ、前週高値(135.11)を抜いてくる場合、これは次のステージを目指すことになりますので、一気に138円(日足高値群)程度まで上げていく可能性があります。
以上は全て可能性であり、実際の相場はどのように動くか分かりませんので、どのように動いても利益が出るようにポジションを取らなければいけません。
来週の私の作戦
以上を踏まえると、自分の作戦は週明け早々買い。これは短期買いで、3~7万程度の数量でいつも通り繰り上げ法にて行います。売りについては、日足が上昇相場に転じたこと、ならびに既に高値から1円も遠ざかっているため今回はパス。
なおドル円は現在米利上げ期待から買い意欲強いですので、証拠金に余裕がある場合は買い置き(損切り無し、あるいは損切り幅を広く取る)としてもいいでしょう。反対に証拠金が少なく、できる限り短期に利益を上げ、なおかつ損切りしたくないという欲張りな人は私の方法をご参照ください(笑)。これは平日リアルタイムで解説しています。
また長期買いについても、少し増量する予定です。これは0.5円毎に、1万程度の買い増しとします。現在ドル買いはスワップポイントが相当付きますし、また今後ドルは上昇する可能性が高いため、安値を付けた時が買い増しのチャンスと見ています。