2023年02月14日FXドル円相場取引解説~CPI上振れでドル急上昇なるか!?
こんにちは真開燦です!前日は売りに気を取られるあまり、10万円近くの損切りを出してしまうことになり、短期の買い利益が全てパーに(長期買いポジションは増益)。ドルの上昇意欲がここへきて非常に強まっているため、本日は作戦を変更し、買い注力で行きたいと思います。
また本日は米消費者物価指数(CPI)の発表があります。CPIは下振れが予想されていますが、市場では上に触れるのではないかという懸念(期待)が湧いてきており、これが最近のドル高につながっているようです。
とはいえ、CPIが予想よりかなり下振れし、再度急激に下落するという可能性もありますので、やはり買い注力といえどもストップラインはしっかりと入れていく必要があります(ただしストップは短期買いのみ。長期買いは基本ストップ入れません)。
環境認識
- 1:上昇
- 4:レンジ
- 日:レンジ
- 週:レンジ
- 月:上昇
- 作戦:規定買い・短期買い
本日は買いに注力です。数量としては短期買いで5~10万程度。規定買いはいつも通り0.2円毎に1-2万を入れていますが、既に134円付近までは配置されているため、短期買いに注力することになります。
短期買いの方法は下げる毎に数量を上げて買い増す繰り上げ法を用います。この繰り上げ法は損切りを入れないため、必ずトレンドフォローである必要があります(前日はトレンドに逆らったため損切りとなりました)。
売りについては先日の6万がまだ生きていますので、これを見守る形です。
画像は4時間足の上昇幅にフィボナッチを引いたものです。前日高値から少し下げましたがまだ20%ちょっと。このため本日はもう少し下げる可能性が高いでしょう。有力な買い場としては、38.2%ラインである132円周辺となりますが、本日は繰り上げ法を用いるため上でもどんどん買っていきます。
日本時間入り前。画像のように、2,3,4と買いを入れ、上の2,3については中間に決済ラインを敷きます。これはできるだけ上、つまりプラスにもマイナスにもならないラインを設定します。ポジション数量を上げていくため、下方向に買いを入れるにつれ、決済ラインもどんどん下に下がってきます。
そしてさらに下げる場合は買いを追加していくことになりますが、これをどこまで続けるかはその時の状況次第です。あまり落ちすぎてヤバい、という場合は上から損切りをする、または間隔を離すということが考えられますが、大抵の場合トレンドの安値で買っていればほとんどの場合戻りますのでその『恐怖』に耐えることが必要です。
自分の場合は以前、耐えることに慣れすぎてしまい、結局何百万も損切りしたことが何度かあります(苦笑)。
9時前。さらに5万追加。決済ラインは5分足移動平均よりもやや下です。『ただのナンピンじゃねえか!』と思われる人もいるかもしれませんが、この繰り上げ法は一定の規則に基づいており、感情的なナンピンとは異なります。条件は以下。
- トレンドフォローであること(短期買いの場合は、1-4時間足が上昇基調にあること)
- 安値(高値)で買い(売り)始めること
- ポジション数量を増していくこと(これによって約定ラインをできる限り下げ、安全性を確保)
これは直後にすんなり約定。これで損切りは出ても、結局プラス益となります。あとは、下げる度にこれを繰り返していき、CPI直前にトントンにストップを入れるだけです(これがうまくいけば損は一切なし、それでいて急上昇すれば大きな利益となります)。
ちなみに5万下で6,7と追加をしていっても良いのですが、それだと怖いという人は5万まで下げたらもう一度2からやり直し(差し替え)という方法でも良いでしょう。
10時頃。さらに6万約定後、上の5万は決済。
11時過ぎ。さらに下を掘り下げます。昨日の上昇幅に対し、38.2%まで下げてきましたので、ここから大きめに上昇していく可能性があります。
午後2時過ぎ、結局131.8まで下落し7万底買い。まあ昨日しっかりと買っておけばこんな大変なことやらなくても済んだんですが..。ここまでくると131.7くらいまでは下落しておかしくないです。
16時半。一旦上昇しそうな気配。しかし、いつものパターンだとイギリス時間でもう一回ズドンなので警戒してます。
20時過ぎ132.3。この次点で高値に6万売り、底に7万買いを入れており、CPI直前にこの高値・安値双方にトントン決済を入れることでどちらかが決済し、どちらかの利益が大きく取れるというわけです。また、どうしてこのように繰り上げ法を用いるのかと言うと、それは底で買うためです。このように底で買うことによって、トントンでも安値にストップを入れたこととほぼ同じとなるため、後が非常にやりやすいのです。
また、損切りしませんので、これだけポジションを取ってもむしろプラスとなっています。
そして、重要な経済指標発表では、大きくどちらかに飛び出す可能性があるため、このようにギリギリにラインを張っておくと安心です。