2023年01月23日FXドル円相場取引解説~ドル円は大底をまたも破る?
こんにちは真開燦です!先週末はドル円反発し、130.6付近まで上昇。その後は下落し、本日朝時点で129円代前半となっています。
本日はドル円どこまで下落するのか、また反発するのであればどの水準まで上がるかに注目です。ドル円がさらに大底を更新すると読んでいる投資家もいるようですが、どうでしょうか。もちろん米経済指標や日銀の対応によっては分かりませんが、自分は足の出方からこのまま上昇していくと見ています。
環境認識
- 1:上昇レンジ
- 4:レンジ
- 日:下降
- 週:レンジ
- 月:上昇
- 作戦:高値売り
既に規定の買いを入れていますので、高値売りで場を繋いでいきます。売りの水準としては、以下の2点です。
- 1時間足の下降トレンドライン
- フィボナッチリトレースメントの重要水準
となります。売り方については少しテクニカルになりますので、画像で解説致します。
トレンドラインの方は明瞭です。大体130円くらいになるでしょうか。フィボナッチのほうは38.2,50,61.8の重要水準で売り仕掛けますが、当然その時の値動きを見て決めます。
また、1時間足の安値が129.1だとすると、ちょうど130円前後でフィボナッチの61.8とトレンドラインが重なるため、ここが熱いポイントです。
売り方は、まずその水準の近くにきたら4万(第一水準)の売り、それより0.1円程度上昇したら5万(第二水準)、さらに0.1円上昇したら6万(第三水準)という風に上げていきます。この時、はじめの4万で下げ始めることもありますしそのまま上げていくこともありますが、損切りは原則入れません。なぜかと言うと、ほぼ全てと言っていいほど、重要水準であればそこまで下げてくるからです。
ただ、最後の6万まで上昇した場合は、トップのみ損切りを入れて対応します。この最後の6万は、高値を形成するまで入れ続け、下げ始めたら損切り水準をトントンまで移動して待ちます。その後下落し、5分足もしくは10分足の高値を形成したらそこに決済ラインを移動し、これを続けるという流れになります。
たまに、相当下げてきたからここでという風に感情で利確してしまうことがありますが、大抵はもっと下げていくため、忍耐が重要です。あくまでも売りの決済ラインは形成された高値ということです。
なお、第一水準からかなり(0.5円以上等)上昇してしまった場合は、損切りをしてしまってもいいですが、大抵はそこまで下げてくるためトントンで決済ということに自分はしています。ただ、相場の勢いがあまりにも強く怖い場合は、損切りしてしまうこともありますが、やはり後日そこまで下げてきたということがよくあり、その度に待つことの大切さを認識しています。
ちなみにこういうやり方を書くと、おそらくナンピンはダメ!などと教科書的なことを言う人がいそうですが、このやり方で勝つために重要なのはナンピンです。ナンピンせず、損切りだけで対応していると損切り貧乏になりますので、注意です。また、損切りを大きく取り、売りは一つだけという方法でももちろん安全でいいのですが、自分の経験ではこのように3つ連続で入れたほうが利益が大きくなるためおすすめです。
最後にこの手法を成功させる秘訣は、あまり浅い水準で売り(買い)はじめないことです。浅い水準とは、たとえばフィボナッチにおける38.2やそれ以下の水準です。もちろん相場の状況によってはその水準で反転していくこともあるためその都度判断しなければいけませんが、怖い場合は『深い水準や明確なポイントまでこなければポジションは取らない』としておくとより利益が出やすいと思います。
ちなみに、この手法は逆張りではありません。現在は相場は日足下降の流れですので、順張りです。逆張りでこの手法を行おうとすると、相当痛い目に遭いますので注意してください。
今日は上のように売りを入れました。結局4カ所まで売りを入れていますが、危ないので参考にしないでください(笑)
売りは第三水準までは指値決済とし、第四水準のみ高値決済とします。
その後無事三つは約定。残る一つは残しています。すべてを同じ水準で決済すれば利益もかなり出ますが、今回は買いのヘッジとしての売りですので、最後の売りは高値決済です。