2023年01月11日FXドル円相場取引解説~ドル円日足純粋レンジ入り!
前日からドル円は底堅い展開を維持。これにより、日足安値が確定し前回安値を上回ったため、日足は純粋レンジ入りしました。ちなみにこれは下降レンジから純粋レンジへの移行で、事実上日足の下降トレンドは一旦終了したことを示しています。
このため、今後レンジから上昇相場へと移行する可能性が高まってきています。鍵となるのは、やはり明日夜発表の米消費者物価指数でしょう。
またアメリカでは、下記のようにさらなる利上げが必要との声が相次いで出されており、これがドルを押し上げそうです。
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は10日、インフレ抑制に向けて金融当局にはやるべき仕事がまだあると指摘。さらなる利上げが必要だとし、価格安定に向けて当局者らは金利を景気抑制的な水準でしばらく据え置くべきだとの考えを示した(ブルームバーグ)。
環境認識
- 1:レンジ
- 4:レンジ
- 日:レンジ
- 週:レンジ
- 月:上昇
- 作戦:底買い・高値売り
市場は楽観論(利下げ比較的早い)と悲観論(さらなる利上げと長期化)が入り交じっており、相場はこれをあらわすように混沌とした状況です。ちなみに私は悲観派です。
本日は日本時間上昇、しかしその後は売りに押され80%以上戻しています。今後イギリス時間で今週の高値・132.6を付けるかどうかに注目です。
相場は徐々に上昇意欲が強まっていますが、明日の消費者物価指数発表までは売りが出やすいでしょう。特に明日の日中はレンジな動きとなりそうです。