2022年11月30日FXドル円相場取引解説~なぜ今含み損が多大なのか!

前日よりドル円は小幅ながらも反発しており、底堅さを発揮しています。米国債利回りも前日より0.1ポイントほど上昇しており、ドルの上昇意欲がやや高まってきています。現在の含み損は-900万円程度。

環境認識

  • 1:レンジ
  • 4:レンジ
  • 日:下降
  • 週:上昇
  • 月:上昇
  • 作戦:規定買い・売り
2022年11月30日FXドル円1時間足

画像は14時過ぎの1時間足です。徐々に反発を強めていますが売り意欲も強く、両者拮抗している状態です。本日夜の米経済指標発表待ちということころでしょうか。また、FOMCの新しい声明についても確認が必要なようです。

現在の含み損について

ところで前日両建てに関するコラムを書きましたが、じゃあなんでお前は今含み損がそんなにあるの?ということについてお話ししておきたいと思います。実は今回両建て手法については実験的なところもあり、買いと売りの比率を順張りである買いの方に大きく偏らせていました。具体的には10(買い):3(売り)くらいで、しかも10円程度の下落幅を想定していました。

しかし、蓋を開けてみると下落幅は14円超。しかも売りポジションが少なかったためにポジションを決済しても追いつかないということになり、現在含み損が多大となってしまったのです。このことから、買いと売りの比率はできる限り同程度(もしくは、若干トレンド方向が優勢程度)にすることが良く、これを記事にしたという次第です。

ただ、やはり両建てで売りポジションをもっていたことによって、現在も大きな損切りなく取引を続けられているということは大きなプラス面です。※実際は300万円程度の買いポジション損切り+300万円程度の売りポジション決済による相殺です。