2022年11月28日FXドル円相場取引解説~前回の長期下落トレンドはどれくらい続いたか?

先週再び大きく下落したドル円は25日から反発する流れとなり、見通し高値139.6を付けました。本日はその高値を超えていくかどうか、そして上昇トレンドが生まれるかどうかという点に注目したいと思います。

本日朝時点での含み損は-800万円程度となっています。

環境認識

  • 1:上昇
  • 4:レンジ
  • 日:レンジ
  • 週:上昇
  • 月:上昇
  • 作戦:規定買い・売り

本日日本時間入り後はまた1円ほど下げ、お昼頃には138.4付近まで下落しました。ドル円が上昇するためには材料不足感が否めず、今週発表される米経済指標待ちというところでしょう。

本当にドル円の上昇トレンドは終了?前回の長期下落トレンドはどれくらい続いたか

少し前に前回の長期上昇トレンドが3年程度続いたので、今回の上昇トレンドもそれくらい続く可能性があるというお話をしました。

そこで今回は、前回(直近)の下落トレンドの期間について見てみましょう。

直近の下落トレンド(月足)

上が直近の下落トレンドの期間を示した月足です。大きな下落相場ではありませんが、たしかに高値切り下げ・安値切り下げを継続していますのでその期間が下落トレンドということになります

そしてこの下落トレンドの開始時期についてですが、これは厳密には2017年の9月、高値が前回高値を超えられず、なおかつ安値が前回安値を下回ることで始まりました。

そしてこの下落相場の終了時期については、2021年の3月、この月の陽線が前回高値を超えたことから、下落トレンドが終了となりました。この期間を計測すると、約3年6ヶ月ということが分かりますが、やはり3年以上続いていることから、月足で見る長期トレンドはそう簡単には終わらないということが言えるでしょう。

今回の上昇トレンドの開始は2021年6月ですので、まだ1年とちょっと。もしこの上昇相場が3年以上続くとなると、その終了は2024年半ば~後半となるはずなのです。