2023年05月20日FXドル円相場取引解説~ポジション切り替え成功!トレンド転換の見方解説

こんにちは真開燦です!2週間ほど前からトレンド転換に伴うポジション切り替えの実験を行っているのですが、先日ドル円の短期足がトレンド転換しましたのでその様子を解説したいと思います。

※いつも更新を夕方でストップいるため、細かな様子が分かりづらくてすいません。

2023年5月20日FXドル円相場

前日夜はこんな感じでポジション取り。いつもだと買い入れていますが、トレンド転換後ルールにしたがい高値売りのみとしています。

トレンド転換の見方について

トレンド転換の読み方には幾つかあると思うので、まずはその点について見ていきましょう。以下、ChatGPTの回答となります。

  1. チャートパターンの形成: 価格チャート上に特定のパターンが形成される場合、トレンドの転換が示唆されることがあります。例えば、上昇トレンドから下降トレンドへの転換を示す「ヘッドアンドショルダー」パターンや、下降トレンドから上昇トレンドへの転換を示す「インバースヘッドアンドショルダー」パターンなどがあります。
  2. テクニカル指標の変化: オシレーターやモメンタム指標などのテクニカル指標を利用することも有用です。例えば、MACD(Moving Average Convergence Divergence)やRSI(Relative Strength Index)などの指標が一定の水準を超えたり、クロスしたりする場合、トレンドの転換を示唆することがあります。
  3. サポート・レジスタンスのブレイク: 価格が重要なサポートまたはレジスタンスラインを突破することは、トレンド転換の可能性を示すことがあります。サポートラインの下抜けは下降トレンドの始まりを、レジスタンスラインの上抜けは上昇トレンドの始まりを示唆する場合があります。
  4. 勢いの変化: 価格の勢いやボラティリティの変化もトレンド転換のサインとなることがあります。トレンドが徐々に弱まり、価格の変動が小さくなったり、逆に急激な価格変動が見られたりする場合、トレンドの転換を意味する可能性があります。

このような回答が得られましたが、まずヘッドアンドショルダーなどのパターンは曖昧なため不可。またMACDやRSIのクロスやダーバージェンスなども曖昧(ダマシが多い)なため不可。そして勢いの変化という項目はさらに曖昧なため不可(何の基準?)。

この中で唯一有効なのは、サポートやレジスタンスのブレイクです。このサポートやレジスタンスラインは明確な値で知ることができ、このラインを割るという事実が、まずは最も有用なトレンド転換の予兆だと考えています。

トレンド転換の兆候の読み方

次は前日のチャートを元に解説していきます。自分は以下、三つの指標を元にトレンド転換の予兆を読んでいます。

  • トレンドラインのブレイク(サポートやレジスタンスラインのブレイクより早い)
  • 上昇相場で高値の更新が止まること(下降相場で安値の更新が止まること)
  • 上昇相場で安値を切り下げること(下降相場で高値を切り上げること)

上記三つの項目それぞれを、前日のチャートと照らし合わせながら見ていきましょう。

トレンドラインのブレイク

トレンドラインのブレイクは、サポートやレジスタンスラインのブレイクよりも早いため、必ず確認すべき項目の一つです。以下、前日のチャートを見てください。

2023年5月20日FXドル円1時間足

ちょっと分かりづらいですが、真っ直ぐに伸びた赤線がトレンドラインです。5/19の15時になりますが、明確にこのラインを割っていることが見て取れます。このため、トレンド転換が転換する可能性と読み取れます。

そしてその後、相場はトレンドライン上部に突き当たって実際に下降相場へと転換しました。しかし、トレンドラインのブレイクにもダマシはあるため、これだけで判断するのは少し危険です。

なお下部はMACDですが、シグナルとのクロスは明らかにダマシが多いことが分かります。ただこのクロスはかなり先行するため、リスク覚悟で早い位置から売りたいという人には有用だと思います。

上昇相場で高値の更新が止まること(下降相場で安値の更新が止まること)

前日は、高値更新が2回止まっていますが、自分はこれに特に注目していました。以下、1時間足での様子を見てみましょう。

2023年5月20日FXドル円1時間足

赤丸で囲った部分がそれです。最初の丸部分はほんのわずかに高値となっており、その後この高値が更新されず、次の足で下げていることが分かります。しかし、この最初の部分は大変微妙なため、多くの投資家が判断を迷ったことでしょう(ちなみに30分足だと、その前に高値更新が明らかに止まっていました)。

ただ2番目の赤丸部分は非常に明確であったため、その次の足で一気に売りが出ていることが分かります。自分もここで売りました。しかし、この時点ではまだレンジですので、安値から戻ってくる可能性があります。

上昇相場で安値を切り下げること(下降相場で高値を切り上げること)

最後は安値の切り下げです。再び以下に1時間足を載せますが、これは明確でした。

2023年5月20日FXドル円1時間足

安値(138円付近)を割った時点で売っても良いのですが、リバウンドを考えると少し遅いため、自分はその手前(高値更新のストップ)でリスク覚悟で売ることにしています。

なおこれで1時間足は下降相場入りしたため、来週からは売りメインとなります。しかし、相場の転換後は思わぬ戻りも出やすいことから、決済ラインの設定は緻密に考える必要がありそうです。