2023年05月06日FXドル円相場取引解説~来週の作戦と今後の課題

こんにちは真開燦です!昨日夜は米雇用統計が予想以上に強く上昇。ADP雇用統計で大体予想は付いていましたが、しっかりと米労働市場の力強さを印象づけた感じです。

2023年5月6日FXドル円10分足

画像は10分足。トレンド転換後に反対方向へのポジションをもたないという実験により、前日はトレンド転換後、買いのみでポジション取り。来週の実験の条件については、以下のようになります。

  • 次にできる1時間足高値が前回高値を抜けない場合はトレンド転換失敗とみなし、売り開始
  • 1時間足高値が前回高値を抜けていけば上昇トレンド転換とみなし、買いポジションの増量
  • 上昇トレンド後、相場がレンジ入りすればトレンド転換の予兆と判断し、売りのみを入れていく

というような流れとなります。以下は1時間足。実はまだ1時間足はレンジの状態であり、上昇トレンドには入っていません。このため、もし次の高値が前回高値を抜けないようであれば、売りも入れていくことになります。

2023年5月6日FXドル円1時間足

つまり、ポジション取りの条件は以下となります。

  • 継続してきたトレンドが途絶えた場合(レンジ入り)は、反対方向へのポジションに即座に切り替える
  • トレンド転換(予兆)後は、反対方向へのポジションのみ建てる
  • トレンド継続中も、その方向にのみポジションを建てる
  • ただし、トレンド転換に失敗しレンジが継続した場合は、安値・高値で両建てを行う

このような条件となります。レンジ中の取引など少し複雑な部分もありますが、来週の相場解説を見ていただければ分かるかと思います。

課題

とはいえ課題もあります。それはトレンド継続した際のポジション取りについて。当然トレンドが継続した場合はその方向へのポジションを積み増していくことになりますが、どの程度ポジションを増やすかということと、どの当たりでポジションを建てるかという問題です。

またポジションを増すことはそれほど難しくありませんが、その後すぐにレンジに入った場合は、反対方向のポジションも入れなければいけないため、買い・売りのポジションが非常に近くなる可能性があり、こうなるとその後のポジション取りも難しくなってきます。

とはいえ、これらの問題はやってみなければ分からないことが多いため、やりながら模索していくことになるでしょう。そして手法を突き詰めていき、最終的にはガッチガチに固めていきたいと思っています(笑)。