FXの勉強にお金を払う人ほど勝てなくなるのはなぜ?ダメなFX指南について

こんにちは真開燦です!早速ですが、FXについてはウェブ・Youtube・ツイッターなど様々なところで『宣伝』が行われていますね。それはなぜかと言うと、FXは『金になる』からなんですね。しかしそのお金とは、FXで収益を上げることができるという意味ではなく、FXで負けた人をカモにお金儲けができるという意味なんです。

なぜなら、FXで負けた人というのは、『お金を払ってでも勝ちたい!勝たなければいけない(負けを取り戻したい)!』という変な心理に陥ってしまっているからです。

FXをやる上で害になるFX指南とは?

そこで本日は自分の経験から、聞く意味のない(むしろ害のある)FX指南について解説したいと思います(説明がめんどくさいので箇条書きにします)。

  • 解説者本人が本当に勝っているのかどうか分からないこと。実際のポジション取りや収益は公開していないこと
  • 解説者は月何百万勝っているなどと言うが、その証拠を提示していないこと(上記と同じ。全く信じるに値しない)
  • チャートを元に様々な可能性を提示はするが、結局どうしたらいいか分からないようなもの(解説者自身も内心は混乱)
  • 様々なテクニカル指標をもとに解説するが、結局どうしたらいいのかという具体的な説明がないもの
  • 解説者が開発した独自のテクニカル指標を元に解説するが、理論的根拠が曖昧なもの
  • 独自のテクニカル指標を、『これが真に勝つための指標だ!』と言わんばかりに、聖杯の如く宣言すること(極めて怪しい)。
  • 楽して稼げるというもの(言語道断)

などです。FXについては、つい勝てなくなると『自分の勉強が足りないんだ!』と考えがちになり他の勝っているトレーダーのことが気になってしまい、結果他を頼りがちになり。また、FXで損をすればするほど悔しさが頭をもたげてきて、『絶対に勝ってやる(見返してやる)!』といった過剰な意欲から、上記のようなFX指南や教材等にお金を払ってしまったり。

その結果、『自分はダメだ!自分には足りないものがある!』と考えて他を当たる人が多いようです。しかし事実は、『自分のやり方が間違っていたから、修正しなければいけないんだ!』ということだと思います。

そうであるならば、『他の人のやり方を知るよりも、もっと相場と向き合い続けることが必要だ!』ということになり、勉強は相場から直接する、つまり他の人のやり方をそんなに学ぶ必要はないと思うのです。

FXを行う上でプラスになる勉強とは

すなわちFXの勉強にお金を払う人ほど勝てなくなる可能性があるというのは、相場から学ぶことを怠りがちになってしまうからなのです。またこうも言い換えられると思います。『FXの勉強にお金を払う人ほど勝てなくなる』=『他人の手法を学ぶために時間を使う人ほど勝てなくなる』。

ちなみに私は一日16時間ほど相場を見続けていますが(もちろんずっと画面に張り付いているわけではありません笑)、それでもまだまだ勉強させられることは日々多くあります。

とはいえ、FXを勉強すること自体は悪い事ではなく、むしろプラスの効果もあります。それは、FXの基本を勉強するということです。つまり、勝っているか負けているか分からないようなトレーダーの変なテクニックを学ぶよりも、FXの基本を勉強し、その上で相場と向き合い続けることが、相場で勝ち続けるためには必要だと自分は考えます。

以下、自分が大切だと思うことについて書いておきます。

  • FXの基本(FXの原理・成り立ち)についてしっかり学ぶこと
  • FXの様々な手法について書籍等で学ぶこと
  • テクニカル指標を使う場合は、その指標の計算式や成り立ち、そして基本的な使い方をよく学ぶこと
  • 資金管理の考え方やその方法を学ぶこと