2023年01月18日FXドル円相場取引解説~本日日銀政策会合、上か下か!

こんにちは真開燦です!ドル円は前日安値を破り下落基調に、昨日夜には128円を付けました。本日は日銀の政策決定会合があるため、午前中はこれを警戒し低調な値動きとなりそうです。

日銀の政策修正はないとの見方が強いですが、もしそれが本当なら予測はドル高。もし利上げするようなことがあれば円高となり、最安値127.5を破ることになるでしょう。さあ上か下か、どちらになるでしょうか?

環境認識

  • 1:レンジ
  • 4:下降レンジ
  • 日:下降
  • 週:レンジ
  • 月:上昇
  • 作戦:規定買い・高値売り

正解は上!

『日本銀行は18日開催の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定した。』ということで正解は上でした!(笑)

黒田総裁は会見で、『許容変動幅はどこまで拡大することができるのか。』との質問に対し、『将来について具体的なことを申し上げるつもりはないが、世界的な市場のボラティリティーも少しずつ低下して安定していくと期待している。ウクライナ戦争や欧米の利上げの影響は不確実だし、中国のゼロコロナ政策の転換もあるので楽観はできないが、さらなる拡大は必要ないし、今のところ考えていない。』と述べ、利上げをバッサリ否定。これによって一気に3円程度の円安ドル高となりました。

また黒田総裁は、『今回の見直しは市場機能の改善に焦点をあてたもので、金融引き締めでは全くない。国債買い入れも増額するし、必要に応じて指し値オペを10年のみならず他の年限でもやるので、マイナスが出てくることは完全に防げる。』と言っています。これは前にも言及しましたが、先日の許容幅の変更は事実上の利上げではないということです。国債の買い入れ額を増額しているためです。

これを受けてか、日本の国債10年利回りも一時0.3%代まで低下。

2023年1月18日FXドル円1時間足

本日は14時時点で131.5円に到達。今後はプルバッグがどの程度入るのか?ロンドン時間でさらに高値を更新するか?に注目したいと思います。

2023年1月18日FXドル円日足

またもやトレンドゾーンを突き破りました。織り込み済みだった引き締め懸念が払拭されたため、132.5円まで一気に上昇する可能性があります。またこれにより、月足大底確定信頼度が高まりました。