2022年12月02日FXドル円相場取引解説~ドルの反発はいつか?

ドル円は引き続き下落の流れを続けており、本日朝時点で135.3付近。米国債利回りも3.5%まで低下し、かなり大きな下落となっています。このため含み損も嵩み、これまで800万円程度の損切りを行っています。

環境認識

  • 1:下降
  • 4:下降
  • 日:下降
  • 週:レンジ
  • 月:上昇
  • 作戦:底買い

作戦は底を探りつつ買いを入れていくことになります。これまで日足基準(軸足)で取引を行ってきましたが、もう少し大きな利益を目指したいため週足に軸足を移そうか思案中です。

本日も日本時間は低調な値動きとなりました。本日夜発表の雇用統計を待つ形です。

ドルの反発はあるか?

ところでドル円は下落相場になったなどの声が聞かれますが、週足・月足を見る限りはまだまだ下落にはなっていません。たしかに日足は下落相場ですが、週足はまだレンジですし、月足に至っては上昇を維持しています。そのため、現在は押し目である可能性があるのです。

2022年12月2日FXドル円週足
2022年12月2日FXドル円月足

上を見ていただくと分かるとおり、週足は直近3回目の上昇で終了し、レンジ入りしました。この流れは上位足へと引き継がれますので、月足の押し目となりますが、実際に月足のチャートを見ると、押し目になってあらわれていることが分かります。

そしてこれが月足の押し目だとすると、今後反発した時には150円に迫るか、あるいは最高値を抜けていく可能性すら秘めていると考えています。しかし、この下落が130円程度まで続く可能性は充分あり、それについては警戒を要するでしょう。

このため、この月足押し目の底がどの値になるかという点は非常に重要です。下の画像をご覧ください。これは1997年頃の上昇相場で、ある外国のトレーダーはこの時の相場が参考になるだろうと話していました(ネガティブな意味で)。

1997年頃の上昇相場

この時は、1997年に最高値147.6を付け、その後は下落相場へと流れを変えていきました。しかし今回とこの相場が異なる点は、プルバックの入り方です。1997年の相場は中間(125円付近に2月分の陰線)で一度有力な押し目が入っていることに対し、今回の月足は目立った押し目は今回のものが初めてです。(つまり、1997年の相場は1回のプルバックで月足上昇は終了しました。)

このため、現在の相場と1997年の相場が同じ流れを辿るとは言い切れませんし、むしろ現在の月足の形を見る限りは有力なプルバックに見えます。

またアメリカの経済状態も、インフレが改善しつつあるとはいえ依然高止まりですので、もし今後少しでも物価が上ブレることがあれば利上げ幅も見直される可能性が高く、そうなればドルの上昇は避けられないと考えています。

1997年頃~現在の相場

さらに、より俯瞰して月足を見てみると、さらに興味深いことが分かります。1997年の相場は大きな流れで下降相場にあったことが見て取れます(1990年の前回高値を超えていない)。しかし、今回の相場はそうではなく、明らかに上昇相場となっているのです(2015年の前回高値を超えている)。

年足が表示されないのが少し残念です。